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Zoom革命の田原真人です。

私が、20代の頃からずっと心に抱いている問いは、「生きている状態とは何か?」ということでした。

この問いに導かれて、複雑系の物理や、生物物理を学び、細胞性粘菌というアメーバの研究をしました。

私が、再び、この問いと巡り会ったのは40才のとき。

オンラインコミュニティに「いのち」を宿らせるためにどうしたらよいかを試行錯誤しました。

その結果、信頼関係が縦横無尽に張り巡らされた4000人以上のコミュニティに育ちました。

大学院での学びと、オンラインコミュニティ運営での実践とが結びつき、コミュニティ運営に関する独自の視点が生まれてきました。

私の考え方の土台になっているのは、次の3つの法則です。

(法則1)システムは、複雑になっていくと「新しい性質」を獲得する。

(法則2)システムは、さらに複雑になっていくと「いのち」が宿る。

(法則3)世界には、ひとりでに複雑化する(自己組織化する)傾向がある。

単純なシステムは、頭で理解することができ、部分を組み合わせたものが全体になるので、細かく分割して調べることができます。その代表例が機械です。

一方、複雑なシステムは、頭で理解することが難しくなっていきます。全体は部分を組み合わせたもの以上のものなので、分割して調べる方法が取れなくなります。分割することで、失われる性質があるからです。生き物を分割してしまえば、「生きている状態」が失われて死んでしまいます。

20世紀は、すべてを単純化して理解することが重要視された時代でした。

社会も、組織も、人間も、単純化することで理解可能な状態にして、秩序を作っていたのです。言い換えれば、生命的であるよりも、機械的であることが優先されていたのです。

しかし、1995年のインターネット元年から20数年が過ぎ、人類が経験したことのないようなコミュニケーションのネットワーク構造が生まれ、社会が、機械的なものから、生命的なものへと急激にシフトしてきています。

生命的な社会の一部を切り取って分析して、それをもとに計画を立てても、現状把握の段階で重要な性質が抜け落ちているので、計画通りにいかない可能性が高いです。今までの方法が、効果を上げにくくなってきているのです。

じゃあ、どうするのか?

社会が、生命的になってきているのなら、組織や、個人も、生命的になっていき、ホメオスタシスの力を信じて調和していくしかないのではないでしょうか。

今まで抑え込んできた「いのち」の躍動こそが、今後は、頼りにすべきものになっていくのではないかと思います。

組織に「いのち」を宿らせるためには、組織を担う人間の「いのち」が躍動し、理解可能なレベルを超えてコミュニケーションのネットワークが張り巡らされる必要があります。そのような状況を可能にするのが、Zoomなどのオンラインコミュニケーションです。

インターネットが世界を生命的にしている時代には、離れたところに住む人たちが、密なコミュニケーションをとって組織を生命的にして調和させていき、その中で、個人も「いのち」を躍動させていく、そんな時代の到来を予感しています。

オンラインコミュニティに「いのち」を宿らせるために必要なものは何か?

そこに、Zoomなどのオンラインコミュニケーションをどのように活用するのか?

オンラインコミュニティに宿る「いのち」は、どんなことを可能にするのか?

そんなことについてお話しさせていただき、オンラインで対話します。

田原真人について

早稲田大学理工学研究科博士課程で生命現象の自己組織化について研究後、河合塾の物理講師になり、2005年に物理ネット予備校(フィズヨビ)を立ち上げる。反転授業との出会いをきっかけに、ピラミッド型の社会システムや教育システムに疑問を抱くようになる。自らの学び場を自分で創るために「反転授業の研究」を立ち上げる。そこで対話を通した自己組織化と出会ったことで、学生時代に学んだことを生かせるようになった。オンラインコミュニティにおいてオープンでフラットなコミュニケーションが活発に起こるような運営をしていくことで自己組織化が起こり、集合知→価値創造→価値提供の循環を生み出せるようになった。その体験を分かち合うために自己組織ファシリテーターとしての活動を行っている。

Zoomを使って様々な人々やコミュニティ同士を繋げることでイノベーションを起こしていく方法を探究し、様々なチャレンジを行っている。

お申し込み

日時 6月12日(月) 20:30ー22:15

場所 Web会議室Zoom

参加費 投げ銭方式(参加後に好きな金額をお支払いください)

※録画動画の視聴を希望する方は、3000円で販売いたします。

※イベントは終了しました。録画動画は、こちらから購入することができます。

録画動画の購入お申し込みはこちら

参加者の感想

●村上 鴻さん

イベントの感想としては、自己組織化のイメージがいままであまり掴めなかったんですが、それが掴めたので良かったなと思っています。あの後も参加者との繋がりも出き、自己組織化があり、各自が自由に自分で生きている場には、すごい可能性があるなと再確認しました。

ありがとうございました!

●松田邦彦さん

ブレイクアウトルームでは、いつもの自分には思い浮かばない発想、視点、体験を受け取ることができました。
初めてお会いする方々なのですが、初めてだからこそ、お互いがゼロの状態で、その瞬間の場の流れにそって、思い思いに対話が出来ていたように思います。
自己組織化について、知ったことをもとに対話し、対話したあとで自分でもひとりで考えてみて、さらに日常で思い出してみて、などを繰り返すうちに、気がつくと、自己組織化というものが理解できるような身体になっているのかも知れないなあと思いました^^

●小林潤矢さん

ありがとうございました。
多様なバックグラウンドを持った人たちとのお話はやはり深かったです。
自分の中では頭で理解する、のでなく身体で理解する、ということをやってみたいと感じました。
ミンデルを読んでみようと思いました。

●上山美樹さん

途中からでしたが、新しい価値観に少し触れられて楽しかったです!
こういった組織を作りたくて、人事職を今志望して転職活動中ですが、難しいな、、、やっぱ無理なのかなという思いが先行して、転職するかどうかも悩みそうです^^;
とはいえ、今の会社をずっと続けるのも無理がきてる気がします。

●中尾桂子さん

有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。普段なら仕事の時間帯で、参加できるか微妙だったのですが、なんと当日台風が通過したために早上がりになったので参加できました。

●門田博斗さん

自己組織化についていろいろな話を聞けて、その過程を認識できたことが一番の収穫だった。
自己組織化が起きる体験をたくさんできたらなと思った。

●山平誠さん

いつもありがとうございます。
貴重な機会に感謝いたします。
感想、ブログ書いてみました。
http://makoto-taira.hatenablog.com/entry/2017/06/12/231450

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