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【Zoom体験者インタビュー#4】iPadひとつでケニアから卒業式をライブ中継 「長沼 啓一」さん

長沼さんにインタビュー

Zoomの体験者へインタビューし、Zoomを通した発見・体験をお伝えする企画。
4回目は、先日ナイロビからご長男の中学校卒業式をZoom配信なさったという長沼 啓一さんにいろいろお話を伺いました。

 

- 自己紹介

2001年6月からケニアに赴任、妻と子供3人とともにナイロビに住んでいます。
国際協力関係の業務、特に学校教育関連(教員研修、理数科教育)のプロジェクトに従事しています。
今回は、ナイロビ日本人学校の中学校を卒業する長男の卒業式を、日本の家族にライブ配信で見せたくて、この企画を思いつきました。

 

- Zoomを知ったのはいつで、どのようなきっかけだったのでしょうか。

2014年5月にMIT物理講義の翻訳プロジェクトで田原さんと出会いました。その後2015年の「パソコンで作る!かんたん動画講義の作り方」というオンライン講座や「ファシリテーション&コーチング講座」、2016年の「iPad/iPhoneで簡単動画作成」などオンライン講座に参加しながらZoomを覚えました。

 

- Zoomを仕事やプライベートでお使いですか?

ケニアの通信事情、不安定でして、実はそれほどZoomを使いこなしているわけではありません。時々、仕事絡みで、ケニアでの製品デモの様子を東京に伝えるとか、本来の活用方法であるビデオ会議に活用するなどしていますが、結構な確率でネット回線が不安定になり、企画倒れになることしばしばです。

 

- 今回ナイロビの日本人学校の卒業式をZoomで配信なさったとのこと、当日の状況はどのような感じでしたか?

ナイロビの日本人学校では今年小学校1名、中学校6名が卒業しました。子供、親、先生方の距離が非常に近く、毎年、在校生も保護者たちも卒業生が旅立っていく様子に涙するという感じです。
当日、式が始まる一時間くらい前に会場に入り、保護者席の最前列に座ってZOOM会議室を用意しました。参観する保護者目線でiPadをずっと手に持って撮影しましたが、大変だったので三脚ホルダーを用意すればよかったと思いました。時々、参加者の出入りについてもモニターしながら、ビデオやマイクをONのままの方がいらっしゃった場合にこちらから強制OFFにし、携帯電話のFacebookもたまにチェックして、日本にも音や映像がちゃんと伝わっていること確認しました。

ナイロビの停電事情を考慮して、手元の携帯電話のテザリング機能等も準備しておきました。当日、幸いにも使う必要はなかったが、前日の夕方、自宅付近の電気が停まってしまい、iPadも、パソコンも、携帯電話も充電ゼロになってしまったのには冷や汗をかかされました。

卒業式の雰囲気を壊さず、保護者の視線の邪魔をせず、じっと一箇所に座って、式の進行をiPadで撮影することに専念しました。事前の技術的な準備と学校との打ち合わせが成否を決めると思います。

 

- このようなイベントを配信する上での注意点、課題などありましたら教えてください。

学校の行事をライブ配信する、という前例のない企画を実行するには、校長、PTA会長への十分な説明が必要でした。PTA会長からPTA会員へ丁寧に説明し、同意を取り付けました。今回気を付け、気づいたのは以下の点です。

● Zoomというシステムをつかい、映像を撮るのはiPadのみで、経費などは不要、既存のリソースで十分に対応可能。
● 配信リンクを本校PTA関係者に限定公開することが出来るという個人情報への配慮。
● ネットにつなげられればOKという、受信側の準備・負担も最小限にするという配慮。
● 卒業式の運営や、参加している保護者の視線を邪魔しないような撮影体制・ポジション・動きとなるよう卒業式のリハーサルに参加して、学校側と協議。
● このノウハウを学校側へ引き渡し、私が居なくても学校自ら継続できるよう意識。ビデオカメラやマイクなどの機材が良すぎても回線スピードが追いつかないので、適正な資機材レベルを検証する良い機会となった。私のような素人がiPad一つでここまでのことを実現できたこと、自分でも驚いた。学校の情報発信ツールとして、今後活用されることを希望。
● 今回の卒業式では来賓・PTA会長のスピーチや、卒業生の「門出の言葉」に注目が集まった。音声が鮮明に伝わると、受信側の満足度が上がるので、スピーカーの位置などリハーサル時に良く確認する。ネット受信状況も同様。
● 受信する側は、Skype、LINE、Facebookを使ったことがあっても、恐らくほぼ全員が「ZOOM」を知らない。なので3日前に接続リハーサルを行った。

 

- 長沼さん、ありがとうございました!

 

【今回お話を伺った方】

長沼啓一さん

名前:長沼 啓一 (ながぬま けいいち)

国際協力関係の仕事に従事

ナイロビ日本人学校のブログはこちら

 

【編集後記】

iPad一つで卒業式という大切なイベントを、遠く離れた家族に配信するという、素晴らしい企画が実現できたのも、Zoomというツールと長沼さんのアイデアがあってこそですよね。通信事情の悪いケニアでは無理だよ、とあきらめることなく実現なさった長沼さんの熱意、素晴らしいなと思いました。
これからもZoomインタビューではZoomを使った様々なイベント、取り組みをご紹介していきます。乞うご期待!(Zoom革命ライター 合瀬道子)

 

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