実践例 オーガニックラーニング

ジャンル 教育
主宰者 江藤由布さん(私立高校専任教諭、一般社団法人オーガニックラーニング共同代表)
参考URL 一般社団法人オーガニックラーニング https://www.organic-learning.net/

私は高校教師であると同時に、一般社団法人オーガニックラーニングの共同代表をしています。オーガニックラーニングが目指しているのは、教師一人一人が起業家精神を持った教師(Edupreneur®)として教育と事業を繋ぐ存在となり、学校の枠を超えた教育プロジェクト(Edu-Project)をつかさどることで、自分の人生の舵取りを自分ですることができる人生の経営者を多く育てること、そして、人生の経営者が増えることでお互いに助け合う循環が生まれることです。

そのために大切にしている3つのキーワードが、根っこを育てること、アメーバ型の組織運営、生命力を育むこと、です。

年に一度、兵庫県佐用町でラーニングスプラッシュという二日間のイベントを行っています。2017年の夏は、イベント前の2ヶ月間、Zoomでオンラインピクニックという連続イベントを行い、8人のゲストのトークセッションを8回行いました。

オンラインでそれぞれが大切にしているコア(核)を共有した仲間がリアルで出会ったときのシンクロ感やシナジーはどんな学びや人間関係をも上回ります。8回のZoom上のオンライン対話を行い、イベントに向け学びの基盤を育て、当日の変革の度合いを上げていきま
した。

ラーニングスプラッシュでは、各教師がEdu-Projectについてプレゼンテーションを行うビジネスピッチを行いました。

イベント後もオンラインで繋がり、それぞれのアイディアが実現するように応援し合っています。

このイベントのように、教師が学校という組織の中で単なる雇われの身に留まるのではなく、意識を変えて、視野を広げて、経営者の視点で俯瞰して、学校や教育について考えられるようなきっかけ作りにしたいと思い、学校内では出会えないような人との出会いを作っています。

Zoomを導入したきっかけは、「反転授業の研究」のオンライン講座に関わる中で、オンラインの可能性を感じるようになっていたことです。2016年4月に「反転授業の研究」とのコラボレーションでオンライン講座「You∞理論」を行ったことをきっかけに、活動の中に本格的にオンラインを取り入れるようになりました。

それ以来、リアルの体験とオンラインの繋がりとを行き来しながら関係性を育んでいます。私は、オンラインの繋がりの中で、「この人!」と思った人には積極的に会いに行くようにしています。会いに行くからこそ伝わることもあるし、感じられることもあります。でも、リアルの繋がりだけだと外に開いていかないので、リアルとオンラインとを行き来して、活動に常に新しい風を吹き込んでいくようにしています。

オーガニックな活動には時間がかかりますが、リアルでもオンラインでも、人間と人間とがフラットに繋がりながら、それぞれの根っこに繋がって、生き生きと活動していくと、次々と羽ばたく人が現れ、ミラクルが起こります。そのような動きから、新しい教育が生まれてくるのではないかと思っています。近い将来、教師が個人商店化する時代が来ると考えており、そこへ向けて活動を進めています。




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