実践例 日本語クラスと外をZoomでつなぐ

 

ジャンル 教育
主宰者 大隅紀子(東京大学、神田外語大学、武蔵野大学非常勤講師)
参考URL

私は大学で留学生に日本語を教えています。

今いるキャンパスの1つは、理系の大学院のキャンパスで、そこでは研究生、院生、研究員、客員教授やその家族といった多様な受講生を相手に授業を行っています。

受講生の日常生活はほぼ英語で行われており、せっかく日本語を学んでも実際に日本語を使ったコミュニケーションの場は非常に限定されています。

また最近では卒業後日本で働きたい、日本企業に就職したい学生も年々増加傾向にあり、そのような学生への対応も求められてきています。

以前から、どうやってクラスと外をつなげばいいのかを考えてきました。外からゲストを呼ぶという方法もあります。しかし、私は非常勤講師という立場のため、外からゲストを呼ぶということは予算の面からも困難です。Zoomというシステムを使うことで、できることが広がってきました。

12月の上旬に留学生対象の「ビジネス日本語」のクラスにzoomを使ってオンラインゲストを呼びました。

ゲストはAsia Link 代表の小野さん。小野さんは元々日本語教師をされていた方で、その後、留学生の就職支援をする会社「Asia Link」を立ち上げられ、留学生の就職支援をされています。

クラスの受講生の中には、大学院卒業後日本企業で働きたいと思っている学生も数名おり、クラスではケース学習を行い、日本企業でおこる外国人社員とのコンフリクトについて学び解決策を考えるというタスクを行ってきました。

今回、小野さんをお呼びし、実際に日本企業で起こる問題とその解決策などをお聞ききし、将来日本で働くイメージをつかむことを目的にしました。

 

初めに留学生の自己紹介から。(ここでは皆さん緊張気味で普段の授業より日本語のレベルが下がっていました)

小野さんからは

1.日本企業が外国人社員を雇う理由

2.日本企業にとって外国人社員を雇うメリットは

3.現場で起きたコンフリクトの事例

という流れでお話しいただきました。

途中質疑応答を交え、当初の予定時間を大幅にすながらも小野さんには丁寧にわかりやすく解説していただき、受講生は充実した時間を過ごすことができました。

受講生からの振り返りのコメントは私にとっても今後のモティベーションになりましたし、このようにzoomを使って外とつながることができ、可能性の広がりを感じる1日となりました。

 



記事のカテゴリ一覧

最近の記事

ページ上部へ戻る