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Zoom9月革命「生きるための物理とは何か?」

Zoom革命の田原です。

あらゆる学びは、本来、生きるためにあるのだと思います。

僕は、中学生のときに物理学者になりたいと思い、大学で物理学科へ進み、博士課程へ進んで非線形物理や物理を研究していましたが、博士課程を中退し、物理学者になる夢は途絶えました。

その後、物理を教える予備校講師となり、物理は生活の手段となりました。

2012年に反転授業と出会い、教育システムや、主体的な学びとは何かという問題と向き合うようになったとき、自分が物理学から学んできたことが、様々な場面で生きているということに気づきました。

物理学という学問が、時間をかけて自分自身の身体知となったことで、様々な場面で自由に使えるようになったのです。

それは、単に問題を解くというレベルではなく、物事の捉え方であったり、思考パターンの多様性であったり、不確定なものに対する心構えであったり、込み入った状況の中での直感であったりです。

それらは、今の僕の人生を、あらゆる場面で支えてくれています。

僕が、物理と関わりながら学んできたことを分かち合い、対話を通して学ぶ場を起こしたいと考えています。

今後、「生きるための物理」というシリーズを立ち上げたいと考えていまして、その構成は、今のところは、

1)機械論的パラダイムとは何か?

2)機械論的教育システムとは何か?

3)パラドックスからパラダイムシフトへ

4)世界は非線形現象に満ちあふれている

5)生命論的パラダイムの確立へ向けて

のようにしようかと考えていますが、変更するかもしれません。

このシリーズを立ち上げるにあたり、その背景となる自分自身の体験、つまり、物理が僕の人生に具体的にどのように役に立っているのかをお話しし、その後、皆さんと対話したいと考えています。

参加するにあたり、物理の知識は必要ありません。

学びを広く深く捉える機会にしていただければと思います。

自己紹介

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田原真人(1971年生まれ)

早稲田大学理工学部応用物理学科卒。大学3年生のときにカオス理論に出会い、未来が原理的に予測できないという事実に魅了され、非線形物理や自己組織化現象を研究テーマに選ぶ。自己組織化現象の行き着く先としての生命現象に関心が移り、博士課程で生命現象の自己組織化というテーマを選び、細胞性粘菌の形態形成や、個体の境界や自律性の創発現象の解明に取り組む。その後、様々なトラブルにより博士課程を中退することになり、マインドセットを大きく変容する必要に迫られるが、「カオスは世界をサーチする力がある」「カオスの縁からダイブする」というイメージに支えられ、5年間ほどかけてマインドセットを変容することができた。この経験は、後にU理論を理解するのにとても役立った。大学院中退後、物理の予備校講師として働く一方で、自己組織化の原理に基づいた進化論や形態形成論について思考を続けた。獲得形質遺伝のメカニズムについての仮説が頭に浮かび、2011年に研究生として13年ぶりに大学院へ復帰することを決めたが、大学からの帰り道に東日本大震災に遭い、研究への復帰を断念した。

2004年に始めた物理のオンラインスクール「フィズヨビ」では、インターネットの世界がスケールフリーネットワークであることから、スケールフリーネットワークが「自然なリンク構造」としてグーグルに高く評価されるという仮説の元にネットワークを張り巡らせ、検索順位を上げることに成功し、受講者を集めることができた。受講者のメールのやりとりなどを通して、小さなゆらぎを増幅しながら、渦を起こして人を巻き込んでいくことが、インターネットを通して実現することができるのだと言うことを経験を通して学んだ。

2012年に反転授業と出会い、グループ対話について学ぶ中で対話や組織運営の分野に自己組織化論が取り入れられていることを知る。「反転授業の研究」というオンライングループを作り、自己組織化的なコミュニティ運営を始めたところ4000人を超えるコミュニティへ成長する。20名ほどのリモートチームによるオンライン講座運営では、ヒエラルキー構造を作らずに自己組織化によってチームが動くように工夫をした結果、コミュニティ内に様々な循環が生まれるようになった。現在は、様々なプロジェクトでホラクラシー的な運営に関わっている。

反転授業との出会いをきっかけに、教育システムについて掘り下げていった結果、自分自身の中に教えるという行為に対するパラダイムシフトが起こり、社会を変えたいと思うようになった。社会に相転移が起こるためのレバレッジポイントについて考えた末に、オンラインコミュニケーションによって遠隔地と協力体制を作っていくことが効果を上げると思い、Zoom革命を立ち上げた。

お申し込み

日時 9月18日(日)21時ー23時

場所 Web会議室Zoom

参加費 投げ銭方式(参加後に好きな金額をお支払いください)

録画動画は、3000円で販売いたします。
※イベントは終了しました。録画動画は、こちらから購入することができます。

録画動画の購入お申し込みはこちら

参加者の感想

●下町壽男さん
今日はありがとうございました。カオスとフラクタルと付き合ってきたものの一人としてとても共感いたしました。シュタイナー教育に関わっている津田塾大の丹羽敏雄先生が書かれている「数学は世界を解明できるか~カオスと予定調和~」(中公新書)を思い出しました。

でも、田原さんはベーコンからラプラスに至る機械論的な世界観が、教育論、授業論、あるいは生き方全体と相似の構造になっているところに話しをもっていくところがさすがです。痛快でした。

●ふるやまんさん

日曜日のこの時間帯しか通常は仕事のため参加できないので久しぶりに参加できてよかったです。

「生きるための物理」でしたが、物理の歴史から現代における社会の問題点まで、系統立てて説明してくださり、よく理解できました。

ありがとうございました。

Zoomのいいところは、やはりBreakRoomで他の参加者の人とこれまで学習したことを共有できることです。正解・不正解というものではなく、自分の意見と他者の意見とをぶつけ合うことができること。

コミュニケーション能力が必要と思われますが、田原さんの運営される場は、安心・安全の場なので積極的に意見交換ができます。自分の意見をアウトプットするということは、普段、一人で仕事をしている僕にとっては非常に有意義なことです。

今回は、生きるための物理でしたが、「物理」という科目を通して、自分の専門分野である「教育」について考える。

どんな物事でもヒントがそこにはあって、自分の求めているものが見つかるような気がしました。やはり、人間どうしのふれあいっていいなぁ。

●広田純子さん

田原さん
本日は参加させていただき、ありがとうございました(*^_^*)
内容がよくわかったかというと…(物理等の)基礎知識が無さすぎて理解しきれていませんが、勢いで申し込んで良かったなと感じています☆
発言の場があるとか想定してなかったので焦りましたが(笑)

2つのロボットの設定の違いや、 自分も渦の一部 。。。といった部分がおもしろかったです♪

Zoomを調べてて、田原さんに行き着いて(ていうか田原さんにしか行き着かないですよね?)、使い方等わかりやすく解説して下さっていたのでとても助かりました(^。^)ありがとうございます!

実は来週、(初)Zoomを使って「婚活の本当の意味がわかるガイダンス」というのを開催するんです☆
田原さんのおかげでZoomの可能性をおおいに感じています♪

今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^_^)/
ありがとうございました!

●青木芳恵さん

田原さんの話をこれからどう自分の学びに繋げていくか、皆んなのアウトプットの場を作っていけたら、さらに加速する気がします。

●杉岡一樹さん
 
これまでも、影に日向に励ましてもらっていましたが、今回はもう一段深いところで勇気をもらった感じです。
それはたぶん、ぼくの中の決断が進んだことと田原さんの確信が深まったことの、両方が相乗効果的に進んだ結果なのではないかと思います。

予想できることの安心感から、何が起きても対応できる安心感へのシフトがようやく腑に落ちてきた感じです。実践はまだまだこれからですが(笑)
というか、その実践は死ぬまで続き、それこそが「生きる」ということなのかなぁ、と思います。

ありがとうございました。

●今瀬 稀子さん

田原さんの解説を聞いた後のグループセッションはとても有意義でした。
色々角度からの解釈を聞くことができ、自分達の日常に置き換えてみることができました。
今度は、各章の詳しい解説が聞きたいです。
カオスにとっても興味を持ちました。
参加してよかったです。
ありがとうございました。
次回を楽しみにしております。

●松本梓さん
 
物理を専攻した事はないのですが、とても分かりやすかったです。
学問の根っこは全て同じで本来「生きるための」ものですよね(*^^*)
ジュラシックパークからのカオスの話は面白かったです。
私は、予測不可能な自然を一生懸命理解しようと様々な学問を深めてきた先人を心から尊敬しています。
けれど、それでもなお、カオスが存在する限りシュミレーション通りにはならない。
その事を受け入れてしまう方が、自由に生きられるんですね。
生も、死も、非線形で予測不可能。ワクワクで生きるか、恐れで生きるか。
緩和ケアの醍醐味に通づるなぁと思いました。
医学も薬学も根っこは同じ。
教科書に載った時点で、10年前の情報と言われる分野。
学問も、生きてますね(*^^*)
生きるためのx
自分と繋がるy
未来を創るz
この対話シリーズのこれからが楽しみです〜(#^.^#)

●佐藤さわさん 
 
「生きるための物理」、ものすごくおもしろかったです!
(のわりには、金額が少なくてすみませんm(_ _)m・・・気持ち的には1万円くらい払いたい感じです(;_;))
前半のブレイクで、今瀬さん・永島さんと話していたんですが、今のいわゆる「科学」でいろいろと導き出されているマイナスの未来も、実は「その通りになるとは限らないんだ」という逆の安心(希望)につながるということを知ったのがすごくよかったです。
そして、内容的には本当にチェンドリの世界観とリンクしてて、言葉の置き換えは、「ワシとコンドル」の先住民の伝説を思って聞いていたし、田原さんがやってる物理も、私のチェンドリも、似たところにいるんだー!と思ったら、すごく嬉しかった。
正直、「簡単にしろ!って言い続けたあたしは参加しないとダメなムードよね・・・」と思ってあまり期待しないでしぶしぶ参加したんですが(すみませんw)、ちょっと興奮するくらいに素晴らしく良かったです!参加して良かったー!!!
本当に簡単だった!ってみんなに宣伝したい。
ありがとうございます!!

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