ブログ

オンライン対話から未来を出現させる

集合的な創造性が急激に高まってきた時代

Zoom革命の田原真人です。

21世紀は、変化が激しく予測不可能な時代と言われています。しかし、実際のところ、今まで、予測可能であった時代などありません。

今も昔も、物質は物理法則に従って動き、生命は、予測不可能な動きをします。

世界が完全に予測可能になった世界とは、生命が自律性を奪われて統制されている世界ですので、それは、言ってみれば、「死」の世界です。

生命が、生命らしく存在している世界は、生命の自律性と創造性ゆえに予測不可能なのです。

 

ですので、予測不可能な時代は、まったくネガティブなことではなく、言い換えれば、いのちが躍動する世界とも言えます。

常に予測不可能であるのに、21世紀をあえて「予測不可能な時代」と呼ぶのはなぜでしょうか?

それは、インターネットによって個人が繋がり合ってアイディアとアイディアとが結びつくことが可能になり、集合的な創造性が、かつてないレベルで高まっているということだと思います。

 

16世紀以降、科学の発展により、物質の動きを記述する物理法則が明らかになっていきました。

世界の予測が、それ以前よりも可能になってきたことにより、長期的で大規模なプロジェクトを実施することが可能になりました。

それが、とても成功したやり方だったので、個人の自律性や創造性を抑えて計画に従ったほうが、集団としての生産性が高くなると考えられる時代が長く続きました。

ところが、インターネットによって個人が繋がり合い、集合的な創造性が、かつてないほど高まってきた結果、世界の生命的な側面が強く表れるようになり、世界が予測不可能になってきたのです。

これは、行政や大企業のような長期的な計画に従って動いている立場からすると、大問題です。

計画を立てたときと、完成したときとでは、プロジェクトを取り巻く環境が大きく変わってしまい、意味の無い成果物ができあがっているということになりかねません。

しかし、それは、「状況が変化することを無視して、長期的なプロジェクトを計画する」というやり方がうまくいかなくなったということに過ぎず、世界の終わりを意味するわけではありません。

私たちは、創造性が急激に増し、生命的になってきた世界の中で、それに合った生き方をしていけばよいのです。

では、自律性と創造性が急激に増している世界にあった生き方とは、どのようなものでしょうか?

私が、いつも心に置いているのは、次のようなことです。

  • 過去の成功体験によって生まれたフレームを自分から分離し、ニュートラルな状態を保つ。
  • 今この瞬間から生まれているものに耳を傾ける。
  • 世界に体当たりしてみて、世界からのフィードバックから学ぶ。
  • エゴを手放すことによって、メタレベルの循環を生み出すことを常に意識する。

予想から創造へのシフト

世界と自分とを分離し、世界を観察し、分析し、批評し、頭を使って成功法則をひねり出してきたのが20世紀型の生き方だったとすると、集団的な創造性が増したことによって世界の複雑性が増し、人間が成功法則をひねり出すことができるキャパを超えてしまったのが21世紀なのだと思います。

では、どうしたらよいのか?

心配することはありません。

世界と自分とを分離するのではなく、自分は世界の一部であることを思いだし、一体となっていけばよいのです。

自分自身を創造の渦の中に投げ込み、創造の一部となっていくことで、世界と一体感を持って生きていくことができます。

世界と対話的な関係を結び、世界に体当たりしてフィードバックを受け取りながら、常に進む方向や動き方を調整し続けることで、自転車を乗りこなすように、創造的な世界で生きることができます。

多くの人と複雑に繋がり、対話し、協力することで、世界と自分との調和が高まっていきます。

複雑なつながりとコミュニケーションは、思考のキャパを超えますが、「予想に基づいた判断」とは違うやり方で、進むべき方向が現れてきます。

21世紀に生きる私たちに必要なのは、お互いに真実を語る対話を通して、世界と一体化し、進むべき「道(タオ)」を見いだすスキルなのです。

オンラインフューチャーセッション

私たちは、今、この瞬間、生まれたがっているものに耳を傾け、未来に身を乗り出すオンラインの対話の場創りに取り組んでいます。

1日だけのセッションのときもあれば、1-3ヶ月にわたって、オンラインでつながりながら探究するときもあります。

100名以上で集まってオンラインで対話することができるZoomは、私たちと世界との関わり方を劇的に変えています。

未来を予想し、計画を立て、実行するプロセスから、未来に身を乗り出して覗き込む仲間を募り、出現した未来を共に創っていくプロセスへとシフトしつつあります。

2018年3月4日に行ったエンピット・エブリ・オンラインフューチャーセッションは、そのような取り組みの一つでした。

エンピット エブリ オンラインフーチャーセッション

この日、140名が参加し、全体でキックオフした後、6つの分科会に分かれて80分間の対話を行い、その後、全体で集まり、異なる分科会に参加した人でグループになって学びのシェア対話を行いました。

6つの分科会のテーマは次の通り。

  • Zoom革命でビジネスが変わる、自己組織化ネットワーク
  • 21世紀の経営幹部・技術者・事業継承者の育成・人づくり
  • 医療をもっと身近に(医療・介護・福祉)
  • 農業と食分野での技術革新の可能性、暮らし方革命
  • 最先端のAI・IoT・ビックデータの活用方法
  • 観光や地域創生にIoTを活用する

科学技術といのちが、どのように共存して調和していくのかを、多面的に探究する時間になりました。

今回のフューチャーセッションでは、オンラインならではの工夫もありました。

各分科会の録画を参加者に共有し、参加しなかった分科会の話を相互に聴き合うことを可能にしたのです。

今回は、トライアル的な取り組みでしたが、1-2ヶ月かけて、オンラインで対話を重ねながら集合知を生み出していくことで、現在、課題だと考えられていることを乗り越えていく未来を構想し、その実現に向けて動き出すというプロセスを実施することも可能です。

オンラインの対話が、世界を変える、未来を創るところまで、すでに来ているのです。

オンラインの対話によるオープンイノベーションに関心のあるみなさん、私たちのところには、それを実現するアイディア、スキル、人的リソースがあります。関心のある方は、ぜひ、お声がけ下さい。いっしょにチャレンジしませんか?

お問い合わせはこちら

 

 

Follow me!

メルマガ登録

超初心者コンサル

オンライン講座に必要なZoomスキル

オンライン講座の開き方動画

記事のカテゴリ一覧

ZOOM革命オフィシャルFacebookページ

ページ上部へ戻る