トオラスブログ

I&I探究ゼミ:《対話の探究会》開催レポート

I&I創造チームの福田きょうこです。祝!【I&I探究ゼミ】記念すべき第一回目として《対話の探究会》を開催しました!初回ということで、どうなるのか運営メンバーは少し緊張しつつ、やっと外に出せた嬉しさと、単純に楽しかったのとて、昨日は心地よい疲労感で眠りにつくことができました。

《対話の探究会》は、対話型の読書会です。今回行われた「対話」は、答えを出すためでも、合意形成をするためでも、対立解消をするためのものでもない種のものでした。そこにあったのは、各自の問題意識と探究心。

個々人の経験や本から得られた情報への傾聴と共感と洞察が行われ、様々なレベルでの対話を多様な視点で扱うことができた刺激的な時間でした。「言葉に対して丁寧であること。」これが私の大切にしたいお持ち帰り。新しい疑問と関心が生じ、これからも各自の内で探究が続くのでしょう。

言葉に対して丁寧であること」丁寧であるとは、言葉の持つエネルギーや響きにも注意深くあり、出てきた言葉の中に、周縁化されたりつながりのある存在までをも見つけて扱うことでもあります。人は思考して言葉にするわけですが、その言葉を受け取るのは思考ではなく、心なんですね。

しかも、言葉を受け取る存在は、他者だけではなく、自分も含まれるようです。対話を通して心が触れ合えると、共通の意味が生まれて、信頼関係が生まれていくのかな。そして、その状態を”幸せ”と感じるのかな。個人的な感想です。

本編では、持参した本の紹介と各自の対話のイメージを共有した後に、読書にあたっての「対話に関する問い」を出し合いました。参加した皆さんの日ごろの探究心が垣間見える、たくさんの興味深い問いが提示されました。

  • 自分を掘り下げる対話とは?どうやるの?
  • 対話の定義とは? 何かと、誰かと話をすることかな? その何か?誰か?
  • 深い対話が発生するにはタイミングがあるのか?
  • 上下関係がある中で「対話」という場は生まれるのか?
  • 対話とはジョハリの未知の窓そのものを味わうことではないのか?
  • 上下関係がある中で「対話」という場は生まれるのか?
  • 対話はお互いの学び合いにつながると思いますか?
  • 対話の中で使う言葉、届く言葉ってなんだろう?気をつけるポイントはあるのか?
  • 対話をすると幸せになるのか?
  • 「対話」は意識して始めるものなのか?自然に始まるものなのか?
  • ステージ(適合・直面・統合・体現期)での対話の違いってあるのか?
  • 対話の「質」とは何か?
  • 対話と会話の違いは?

自分が取り組みたい問いを選んで、読書に取り組み、発見や生まれた疑問を”対話”していきます。みなさんもぜひ問いを定めて読書してみてください。色んな発見があるはず!全体共有で出てきた言葉のメモ↓

【I&I探究ゼミ】は、「私が私らしさを大切にし、同じ場にいるあなたのあなたらしさも大切にして、集合知によって、身近な世界を創造していく」というI&Iの世界を、一緒に探究していく場です。はじめの一歩をどこから始めたらいいか。トオラスとしてとても大切にしてきた「対話」は初回にふさわしいテーマだったと思います。来月のゼミもお楽しみに!

◆【I&I探究ゼミ】の詳細と今後のゼミのお申込み⇒

I&I探究ゼミ:対話と内省で自己受容と他者受容を学ぶ

Follow me!

Zoom革命情報

ページ上部へ戻る
PAGE TOP