トオラスブログ

私からつくる信頼~7つの原則 その7

トオラスの松枝です。

いよいよ信頼原則も最後になりました。

これまで6つの原則を紹介してきましたが、
7つめの原則は、
信頼の本質について表したものです。

【信頼原則7:信頼はすべてに効く】

信頼関係は万能薬ではないが、
それがあれば全てが良く機能する
コンピュータに例えるなら、OSです。
つまり、信頼は人間関係におけるOSなのです。

これがなければ仕事、恋愛、サークル活動など
すべてうまくいきません。

第一の原則で、信頼関係における
3つのレベルを紹介しました。

まず最初のレベルは自分が相手を「信頼する」。
そして次に自分が相手から「信頼される」ようになり、
その上で、お互い「信頼しあう」という
信頼関係ができます。

すでにみなさんも経験から、信頼関係があれば
大抵のことはうまくいくと感じていると思います。

最近、部下のマネジメントにおいて
1on1ミーティングが流行りになっています。
しかし、これがあまりうまく機能していない
ケースをよく耳にします。

部下が何も話してくれない、とか、
上司も話すことに困る、と言った
声があったりするようです。

「1on1のネタ探しのヒント」についての
記事がネット上に多くありますが、
実はその核心は「ネタがない」のではなく、
「話していい」と思える「信頼関係」が
構築されていない
ということも多いのではないでしょうか。

近年、人間関係や組織において
「心理的安全性」が重要だといわれています。

これはハーバード大学で組織行動学を研究する
エドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、

「チームのメンバー 一人ひとりが
恐怖や不安など対人リスクを感じることなく、
安心して発言・行動できる状態」

のことを指しています。

「言いたいことが言える」
「やりたいことができる」
チームであればイノベーションも
起きやすいですね。

その著書の中では、
「人々が互いに信頼し、尊敬しあっている」ことを
チームの心理的安全性の
前提条件として述べています。

信頼関係はすべてにおける前提なのです。

さてここまで「私からつくる信頼~7つの原則」
について紹介してきました。
あらためて、信頼は自分からつくることが
できるのです。

そして最後に伝えたいことがあります。
どうしても、信頼関係ができると
相手にも同様のことを要求したくなります。

しかし、これらの原則はあくまでも
自分が心がけることで、
相手には期待しないことが重要です。

そして自分に対しても、
守ることができないことを許しましょう。

「人間だもの」

以上、7回にわたり、お読みいただき、
ありがとうございました。

最後に弊社
(プリンシプル・エグゼクティブ・コーチング研究所)では
「私からつくる信頼」をプログラムとして
チームやリーダー研修として
提供しています。

興味のある方にはご覧いただけると
うれしく思います。
https://www.principle-exec.com/service4.html

※この信頼原則は、 信頼プロジェクトで
開発した オリジナルのノウハウです。

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